龍のほこら 140字お題SSと小ネタ2 忍者ブログ

龍のほこら

図書館戦争の二次創作を置いている場所になります。 二次創作、同人などの言葉に嫌悪を覚える方はご遠慮ください。

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こんばんは。
意外にツイッターで小ネタを投下してるなぁと新発見しつつ、
本日も纏めをブログにて公開です。
使っているパソコンがそろそろ寿命な上にWinのサポートが終わるので
明日は買い替えのため家電品屋巡り。
しかもさっきは父の希望でホームベーカリーのセットまでしてきましたww
明日は忙しい一日になりそうですw

それでは、今回の小ネタ・お題をどうぞ。
今回は小ネタ大目で、お題がちょっと病んでますので苦手な方はご注意くださいませ。

拍手[45回]





◆ 小ネタ
「ねぇ、ママはなんでパパと結婚したの?」

今年8歳になる愛娘は最近そういう事にとても興味津々だ。
今日も今日とて質問してくる。

「ん〜?なんでかなぁ。」

なんでだと思う?と、問い返せばうーんと悩み出す姿は親の欲目を差し引いても可愛いと思う。

「好きだから?」

結論の至ったのか、恐る恐るといった態で聞いてくる娘にクスリと笑って頭を撫でる。

「そうだね。パパのことが一番好きだから一緒に居たくて結婚したんだよ。」
「そっかぁ…じゃあ、パパと一緒だね!」

娘は無邪気な笑顔で爆弾を落とした。
あの人はこの子には言葉にして言ったのか。
思わずズルイと思って口が尖ってしまうのは仕方ない。
娘が私の雰囲気を察して心配そうに見てくるから慌てて笑顔に戻してお風呂に促した。
娘は素直に返事をしてお風呂に向かった。

「篤さんのバカ。こういうところは大っ嫌い。」

拗ねた声になるのは致し方ない。
結婚して数年、付き合い始めた頃を含めても好きなんて言葉にしてくれたことは数える程なのだ。
その貴重な一回を娘とはいえ、自分に向けられた言葉だとはいえ、違う人に伝えるなんて。

「今日は待っててやらないんだから。」

愛娘と寝てしまおうと残りの家事を手早く終えると娘と入れ替わりにお風呂に入って就寝してやった。
翌朝、待ってなかったことを拗ねられて娘が学校に出かけてからベッドに逆戻りさせられたのは余談である。
そんな公休前夜。


◆ 小ネタ
「郁?どうした?」

風呂上がり、リビングのソファで小さくなっている郁を見つけて声を掛けると情けない顔をした郁がこちらを見た。

「篤さん、お腹すいた…」

へにょんという効果音が付けれそうな下がった眉、潤んだ目で見上げられて何事かと思えば空腹を訴える郁に一瞬ガクッと膝が折れた。
しかし、食べるのが大好きな郁はその細身の肢体に似合わず燃費が悪い。
同年代の女性と比べても倍ほどは食べるんじゃないかと思わせる。
それは戦闘職種故の面もあるが、かと言ってこの時間では…と時計を見る。
下手に食べれば吹き出物ができるに違いない。しばし考えてからぽんっと頭を撫でてやりキッチンに向かう。
冷蔵庫から冷やご飯と牛乳、それ以外の必要なものを取り出して鍋に入れた。
数分で仕上げたそれはミルク粥だ。胃にも優しいし体を温めるから直ぐに眠気も来るだろう。
マグカップ1杯分では足りないだろうが、今から寝るなら問題ないはずだと出来上がったそれを持って郁のところに戻る。

「ほら、これ食ったらさっさと寝るぞ。明日の朝にはしっかり飯作ってやるから」

そう言って渡してやれば本当に嬉しそうに受け取って食べ始める。
隣に座ってその様子を眺めていれば食べるか聞かれたのでカップを取り上げてその頭を引き寄せた。

「んっ…ぅん…ん、ふぁ」

口内を味わう様に舌を差し入れ探れば甘やかな声が上がる。
明日は内勤だが、今からヤルには少し遅すぎる。
そう判断して我慢できるところで口付けるのを止めると名残惜しそうな吐息が零れた。

「続きは明日な。ほら、残り食っちまえ。」

真っ赤になった郁に囁いてやればビクリと肩を揺らす仕草がいつまでも初々しい。
「ほんと、可愛いなお前は」クツリと笑いながら言えば赤い顔を更に赤くしてそれを隠すように食べ始めた。
暫くして食べ終わったのを確認するとカップを放置して郁を抱き上げた。
慌てる郁をキス一つで黙らせて抱き枕にすべく寝室へと運び込んだ。
その日見た夢はミルク粥の様に甘やかで穏やかな物だった。


◆ 小ネタ
お風呂から上がると篤さんがソファで新聞を読んでいた。
いつもなら私が出てくると顔を上げてくれるのにそれがない。
少し寂しくなってパタパタとワザと足音を立てて近付くと新聞を取り上げて隣に座り込む。

「こら、何するんだ。」

読みかけを取り上げられて不機嫌な顔で篤さんが私を見る。
不機嫌そうなそれが無性に悲しくて鼻の奥がツンとなった。

「ごめんなさい。」

ちょっとだけ、私のこと見て欲しかったの。なんて口に出来ないから新聞を返して立ち上がる。
鼻の奥がツンとするのを感じて声が涙に染まる前に再び新聞を読み出しただろう篤さんに声を掛ける。

「今日は先に寝るね。」

おやすみなさい、と付け足して足早の寝室に行きベッドに潜り込む。
普段は使わない抱き枕を抱き上げて抱え込むと篤さんの枕に背中を向けて目を閉じた。
だけど、直ぐには寝付けるはずもなくていよいよ涙腺が崩壊した。
唇を噛み締めても抱き枕に顔を埋めても嗚咽をこらえることが出来なくて悔しくて更に涙が出る。
別に何かがあったわけじゃないのに無性に寂しいとか悲しいとか勝手に囚われて篤さんを困らせるなんて。
取り留めのない思考はどんどんマイナスループへと落ちていく。
きっと、疲れてるんだ、寝て、夢も見ないくらいに深く寝入って明日起きればもう治ってる。
きっとそんなものだ。
だから迷惑をかける前に寝ちゃわなくちゃ。
ぎゅっと更に目にも唇にも身体全部にすら力を入れたらバカって声が降ってきた。

「あつ……さ…?な……で…」
「ダダ漏れだ。俺が悪かったから、我慢させてごめん。」

コツンと痛くないげんこつが落ちてきて顔を上げたら困ったような表情で私を見る篤さんが居て、両手を広げておいでと誘ってくれるのを見たら我慢できなくて飛び込んだ。
何も理由がないのに泣けること、邪魔しちゃってごめんなさいって思ったこと、抱きしめてくれる腕が安心できて好きなこと、思いつく事から口にするのを篤さんはただ静かに相槌を打って聞いてくれた。

そして、最後に一言。

「明日は休みもぎ取ったから、沢山話しような。寂しい思いさせて、沢山我慢させてごめんな。ありがとう」

サラサラと髪を揺らす手と、低く静かに紡がれる言葉に漸く自分に篤さんが足りなくて情緒不安定になっていたことを自覚する。
明日はお休みだと聞いて酷く心が浮き足立つ。何をしようか?何を話そうそんなことを考え始めた途端、私は夢の世界に落っこちていた。
でも、何も心配しなくていい。だって、明日起きてもきっと私はこの大好きな腕の中。


◆ 貴方は堂郁で『約束事項』をお題にして140文字SSを書いてください。 
「郁、いいか?絶対酒は飲むなよ?今日は1杯もだぞ?」
「判ってるってば、もう、心配性なんだから。」
「心配なんだから仕方ないだろ。迎えに行くから終わる前には連絡。飲んだり連絡せずに友達や一人で帰って来たら1週間キスもぽんもなしだ。」
「むぅ、はーい。いってきます!」


◆ 貴方は堂郁幼馴染/通常差で『本物と偽物』をお題にして140文字SSを書いてください。
「ね、篤兄ちゃんはなんでこれが私だって判ったの?」
「あ?そんなの簡単だろ?」
「えぇ?だって大兄たちだって言わなきゃ気付かなかったんだよ?」
「本物と作り物見分けるくらい分けない。それくらい俺がお前に惚れてるってことだ。」
「なっ?!///」
「郁、ご褒美は?」


◆ 小ネタ
「おい、郁。寝るならベッド行け、ベッド」

持ち帰った仕事をリビングのソファでやっていた堂上の隣に郁が座って雑誌を見ていたのだが、飽きたのか雑誌を閉じてテーブルに置くと堂上に寄りかかってきた。
堂上は時間が時間の為寝そうになっているのかと声を掛けた。
しかし、郁は一向に動く気配がなくぐりぐりと肩に頬を摺り寄せてくる。

「いーく?」
「やだ・・・だって、あつしさんまだしごとするんでしょ?」
「そうだが・・」

舌足らずな返事に、これは眠いなと本格的に確信した堂上だが、腰に腕を回してぎゅうぎゅう抱き着いてくる郁を無理やり引き剥がすことはしない、というより出来ない。
仕方なく、いったん仕事する手を止めて書類を置くと郁を膝に引っ張り上げる。

「郁?ここで寝ると風邪引くんだぞ?」
「やだもん・・・。」

顔を覗き込もうとしたが、それより前に首に抱き着かれて首筋を郁の柔らかい髪が擽る。
くすぐったくて首を竦めるとぐいぐいと額が押し付けられる。

「どうした?」
「あつしさん、きょう1日中しょるいみてた。いえにいるのに。」
「・・・・。」

書類仕事が溜まりに溜り、3日くらい缶詰貫徹しなければ終わりそうにないその山を前にやってきた公休日、その前の公休日も何度か返上していた堂上はせめて郁の傍でしたいと思い持ち帰れる重要度の低い物を
家に持ち込んで仕事をしていたのだが、その間郁は何も言わなかったから大丈夫かと思っていた。

「この間の公休まで、何度も休日出勤してて、忙しいの解ってるから我儘だって思うけどあつしさんと一緒に寝たいんだもん。」

泣きそうな声でぽそぽそと囁くように言われた言葉を聞いて、堂上は堪らずきつく郁を抱きしめて頬を摺り寄せた。

「ごめん、今日はもう仕事しないから一緒に寝ような。」
「ぅ・・・でも、仕事。」
「いい、やらん奴が悪いんだから明日おっさんらに突き返す。郁の方が大事だ。俺が郁に甘えすぎた、ほら、ベッド行くぞ。」
「・・・いいの?」
「ああ、いい。」
「篤さん、大好き。」 

遠慮がちに、仕事の心配をする郁にはっきりと言い切ればほっとした表情を見せてふわりと極上の笑みをその顔に乗せた。
堂上はそんな郁に詫びるように口付けを送ると横抱きで寝室へと入って行った。
翌日、書類を突き返された挙句に1か月の肩代わり拒否を堂上に言い渡されて絶叫する某氏らが居るのは特殊部隊の日常である。


◆ 貴方は堂郁で『貴方の心臓が欲しい』をお題にして140文字SSを書いてください。
温かい胸に耳を寄せるとトクトクと心臓が脈打つ音が聞こえる。
あの時、あの瞬間、この音が止まるかと思ったら私の心臓も一緒に止まりそうで。

「元気にならなきゃ許さない!」

貴方が逝くなら私も一緒に、本気でそう思った。
叶うならこの先、この心臓を止めるのは私でありたい。


◆ 貴方は郁堂で『僕の居場所』をお題にして140文字SSを書いてください。
「これに女を感じるほど飢えてない!」
「このくそチビ教官!!」

あの言葉は深く胸に刺さってまだ抜けない。
けれど今はこんなにも私に飢えてるこの人。

「郁・・・。」
「きょーかん、私が欲しいですか?」
「っ・・・ほしい・・・。」

やっと手に入れた、私の居場所。
離さないで。


◆ 貴方は郁×堂上で『目を閉じて、三秒』をお題にして140文字SSを書いてください。
「きょーかん、目、閉じて?」

特殊部隊の飲み会でほろ酔い気分で堂上と帰路に着いた郁。
公園に立ち寄って並んでベンチに座って他愛のない話をする。
不意に郁に強請られ、素直に目を閉じた堂上が3秒後息を飲んだ。
唇に振れた柔らかい感触。
堂上は与えられるそれを受け入れ溺れた。


◆小ネタ
「笠原、早くしろ、早く!!」
「そこっ、数え間違えたら最後だぞ?!」
「いけっ!やるんだっ!!」
「うわぁあぁ~~っ!!!やめてーーーっ焦らせないでーっ!!」

特殊部隊の事務室、先輩隊員たちに弄られながら数学パズルでタイムトライアルをさせられている郁。
勉学ではないそれには抵抗がないらしく良い線を付いて回答を出してくる郁だったが、タイムトライアルになるともともとのパニック体質に寄った性格が出てくるらしく頭を抱えて叫びだす。
昼休み、休憩中に何をしても問題はないが弄り倒されて泣きそうな郁を見て小さくため息を吐いた堂上は立ち上がると徐に郁の背後に近づいた。
先輩隊員たちが堂上に気付き、何か言ってくるかと身構えたが堂上はそれらを無視してぽんっと郁の頭に手を置いた。

「・・・あっ!!!これだーっ!!」

ピタッと止まった郁が次の瞬間、猛烈に机に噛り付いて答えをはじき出した。
正否の程は言うまでもなく、タイムでもあの悩んでいた時間は?と言いたくなるような素早さで、先に挑戦していた先輩隊員のタイムをタッチの差で抜いて1位になった。
堂上はそれを確認する前に自席に戻ると満足そうに書類に手を付け始めた。

「おい、堂上!お前笠原に答え教えたんじゃないだろうなっ?!」

郁と堂上のやりとりとその結果に何か賭けていたらしい先輩隊員が詰め寄ってくるがどこ吹く風でちらりと流し目を送る。

「お言葉ですが、俺は後ろから笠原の頭を撫でただけですよ。問題すら見えてません。」

それでどうやって答えを教えるんですか、と目を細めればタジタジとなった先輩隊員は仕方なく引き下がる。
そのまま堂上をからかっても開き直った彼に怖い物は郁に嫌われることだけなので痛くもかゆくもない。

「最近可愛くなくなったよなぁ・・・。」
「からかい甲斐のない奴になったなぁ・・・。」

そんなことを言われるが、そもそもからかわれても何も嬉しくない、と仏頂面で書類に立ち戻る。
しばらくして昼休みが終わる頃、先輩隊員たちからおやつをせしめた郁が満面の笑みで堂上班のデスクに戻ってきてこれは小牧教官、これは手塚、これは堂上教官です!と嬉しそうにおやつを分けていたのは恋人になって堂上が復帰してからの日常に一部である。
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