龍のほこら 個人本 『はつこい』 について 忍者ブログ

龍のほこら

図書館戦争の二次創作を置いている場所になります。 二次創作、同人などの言葉に嫌悪を覚える方はご遠慮ください。

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こんにちは!!先日、漸く個人本の入稿が終わりました、龍春です!

大変お待たせいたしました!
一足早く支部では表紙を公開しておりましたが、価格も決めましたのでこちらでも公開します。
予定よりかなり高めの料金設定になってしまいまして、皆様には申し訳なく……orz
価格も含めて、宜しければ今一度、ご購入の検討をして頂けたらな、と思います。




タイトル:『はつこい』

内容:
ブログで一番人気の堂郁、同い年幼馴染設定パラレル小説、郁編を完全収録。
また、番外編として手塚×柴崎とのダブルデート編(郁視点)を書き下ろし収録しております。
※ 本編は収録にあたり、本文を一部修正しております。

本サイズ:文庫(カバーなし)
ページ数:本文166P(あとがきなど含む)+カラー表紙
価格:800円
その他:
ペーパーを予定(番外編の一部分を別視点で予定)

当日までにもう少し購入特典とかそろえたいなと思ったんですが、ちょっと時間がなさそうですA^^;
もし、皆様がメールなどでお手を煩わせるのでも良いよと仰っていただけるなら、イベント後にメールにて番外編の篤視点をPDFを配布にて配布しようかなぁ……などと思っていますが。
欲しい方いらっしゃいますでしょうか?
同じ要領で、現地購入特典もやろうかなと思ってはいるのですが、メールは送り難いという方も多いと思うので迷い中です。
潔く諦めるのも手ですかね!←


残部の自宅通販もイベント後に予定しております。
その場合、価格にプラスして送料を実費にて別途頂戴させて頂きます。
申し訳ありませんが悪しからずご了承ください。

ペーパーはイベント配布と同様の物を同梱予定です。

※ この本は今回に限り、完全売り切りとなります。
   完売後の再販予定は現時点ではありません。

また、番外編が気になる方もいらっしゃるかなと思うので冒頭だけちらりと公開いたします。
気になる方は、よろしければ「つづきはこちら」よりご覧くださいませ。

(2014.09.22 記載/2014.10.12まで 2番トップ予定
※ 情報について追記があればリンクが増えます。
★ 2014.09.30 新規2番トップ作成のため下ろしました。




約束の日が訪れて、郁は浮足立った気持ちで目覚ましより早く目が覚めた。

「うわぁ……どんだけ楽しみなの、私」

時計を片手にそんなことを呟くが、楽しみなものは楽しみで緩む顔が隠せない。
今日は数日前に堂上と約束した柴崎と手塚も一緒のダブルデートの日だ。
前々から柴崎と彼氏が出来たらダブルデートがしたいねとひそかに話していて、柴崎からのアプローチを受けて幼馴染の手塚が頑張ったらしく二人は一足先に付き合い始めた。
郁は堂上と付き合えるとは思っていなかったのでダブルデートが実現するとは夢にも思っていなかったが、ある事件がきっかけで堂上とのすれ違いが解消され、晴れて付き合えることになり数日前にダブルデートを堂上に強請ったのだ。
最初は手塚が一緒であることに渋った堂上だったが、少し間を開けて了承の返事を返して貰えて今日漸くダブルデートが実現するのである。
昨夜は柴崎と共にはしゃいでたくさん電話で話し、服のコーディネートも相談した。
普段は幼馴染ゆえに今にして思えば恥ずかしすぎる格好などすべて筒抜けのため、気負うこともなくジーンズに少し甘めのチュニックなどシンプルな服装を選んでいるのだが今日は柴崎が一緒だ。
柴崎の服装チェックが入るのも予想は出来るが、それ以上に堂上の視線が柴崎にいくのではないかという不安がある。
だから、柴崎に相談して服装を熟考したのだが着てみるとやはり自信はない。
そもそも郁の手持ちの服は女の子服がほとんどない。
堂上と付き合う様になって少しだけ興味を持ち、柴崎に付き合ってもらってほんの少しだけ購入した物ばかりだ。
更に言えば、購入したそれらを堂上には一度も着て見せたことがない。
それゆえに服装にいつまでもぐるぐるしてしまうが、携帯のメールが鳴ったことでドツボにはまりそうだった郁の思考は呼び止められた。
差出人は柴崎で、昨日決めた服装で来なかったらアイス驕りだと脅しメールが入ってきていた。

「うぅ……麻子、千里眼だよぅ……」

グルグルとドツボに落ちかけた郁は手にジーンズを持って着替えようとしているところだった。
仕方なく、ジーンズを片付けると他に散らかした服も片づけて、ショルダーの小さめなバッグを手に部屋を出た。
時間的には堂上がそろそろ迎えに来そうな時間になっていて、どれだけグルグルしていたのかと自分に呆れてしまう。
テーブルに着くと母親がご飯を用意してくれて、郁は手を合わせていただきます、と言うと食べ始める。
食べ終わる頃、玄関のベルが鳴ってインターホン越しに堂上が母親に挨拶をしているのが聞こえてきた。

「郁、篤君が迎えに見えたわよ」
「はーい。じゃあ、行ってきます! 夕飯はわかんないからまた電話する」
「はいはい、気を付けてね」
「うん!」

あの日の堂上が母親を諭してくれたという日を境に母親の態度は少しずつ軟化し、郁も母親が自分を嫌っていないことを理解出来て頑なだった態度は大分解れた。
時折、女の子らしくという言葉が口をついて出る母親に硬直してしまうものの押し付けることだけはしなくなったので、郁も少しだけ歩み寄って買い物にも一緒に出掛けるようになった。
コップに残ったお茶の最後の一口を飲み込んで、鞄を掴むと郁は足取り軽く玄関を躍り出た。
玄関前にはジーンズに長袖のTシャツ、上に半袖のシャツを重ねて黒いボディバッグを肩にかけた堂上が郁を待っていた。
常日頃、見慣れた顔であるにもかかわらず、郁は目があった瞬間にぼっと頬に熱が上がり直視出来なくなって下を向く。
もじもじとしていると、視界に大好きな手が映り込んで思わずいつも通りに手を置けばククッと笑い声が聞こえて郁はそっと目線だけを上げた。

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職業:サボり癖のある事務員
趣味:読書・昼寝・ネットサーフィン
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実写映画から図書戦に完全に嵌りました。暢気で妄想大好きな構ってちゃんですのでお暇な方はコメント等頂けると幸い。

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取扱2:テニス(夢・BLCP小説)
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