龍のほこら 140字お題SSと小ネタ3 忍者ブログ

龍のほこら

図書館戦争の二次創作を置いている場所になります。 二次創作、同人などの言葉に嫌悪を覚える方はご遠慮ください。

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こんにちは、いつもご訪問ありがとうございます。
indexを作成中、なんか納得できないindexになりぐじぐじといじって
結局まだ最終に落ち着いていないっていう状態で近日中に!!
と言っていたにも関わらず終わらないです。

本日はツイッターで落っことした140字お題SSと小ネタになります。
楽しんで頂ければ幸いです。

拍手[36回]





◆ 小ネタ
郁はこの数日何故か調子が出ないと感じていた。なんでだろう?と首を傾げるが理由は思い当たらない。

「かーさはら!何やってんの?」
「ぅえ?!あ、いや、何でもないよ!」
「そう?何か探してるみたいだったから落し物でもしたのかと思ったんだけど。」

昼休憩に入って通路を気持ちとぼとぼと歩いていた笠原に防衛部の同期が声をかけてきたのに驚きつつ返事を返す郁。
探し物と言われて唐突に思い当たる自分の違和感の原因。
そんな、まさか、と慌てて首を振るが自分の調子が出ないと思ったのは確かにあの時から。
そのことを事実として認めざるを得なくなったのはその日の午後のこと。

「窃盗犯確保!!きょ…あ…。」

午後一番で館内警備に入った郁は手塚とバディで不審者を発見し見事確保した。
そして顔を上げた郁が思わず口にしようとしたのは『教官』という呼びかけ。
郁が教官と省略して呼ぶのは堂上だけで、いつも確保した時一番に褒めてくれるぽんがないことにがっかりする自分。

「う〜…。」

日報を書きながらその時を思い出し唸っている郁を横目に手塚はさっさと日報を仕上げて事務所を出て行った。

「笠原さん、悪いけど俺用事があるから緒形副隊長に日報出しといて。今日はお疲れ様」

声をかけられて了承の返事を返すと労いの言葉とともに肩にぽんっと手が乗せられて小牧が帰っていくのを見送りながら思ったのは『ホシイノハコレジャナイ』

「う〜…。」

再び唸りながら日報と格闘していると、最後の一文字を書き終えたところでぽんっと頭に手が乗った。
振り返らなくてもわかる、すっかりと馴染んだ大きな手だ。

「今日また犯人確保したんだってな。よくやった。」

くしゃくしゃと乱暴に撫でる手に、文句を言いながらも数日ぶりに郁の綻んだ笑みを見れたのは偶々居合わせた緒形だけ。
直帰のはずの堂上が事務所に来たのは小牧が連絡したからで、嬉しそうな顔を見せる部下に悪い気のしない堂上がご褒美と称して食事に出るのもいつものこと。
緒形が静かに見守る中賑やかに事務所を出て行った二人は、未だ互いの心を自覚しないまま距離を保つ上官、部下だった。


◆ 貴方は堂郁で『ご機嫌取りも楽しみのひとつ』をお題にして140文字SSを書いてください。
「郁、いーく?」

拗ねた可愛い恋人はベッドの上で声を掛ける度、シーツの中に埋もれていく。
その姿が可愛くてもう少しこのままと思うが残り時間は少ない。

「郁、拗ねても可愛いだけだ。そろそろ顔が見たい」

郁の耳元で囁けば、シーツの隙間から紅い顔が覗く。
これも1つの楽しみ。


◆ 小ネタ
「ねぇ、パパは何でママと結婚したの?」
「・・・・・なんだ、急に。」
「ねぇ、なんで?」
「・・・・なんでだと思うんだ?」
「うーん・・・結婚ってずっと一緒にいますって約束だよね?なんで一緒に居たいと思ったの?」

堂上家のリビング、久しぶりに公休が重なったからと柴崎と出かけた妻をやや面白くなさそうに見送った堂上は愛娘の手伝いたいの言葉に簡単な仕事を頼みながら家事をこなし寛いでいるところだった。

「その前に、どうしてそんなこと聞きたくなったんだ?」
「えーっとね、麻子お姉ちゃんがパパとママは本当に仲良しねって言ってたの。喧嘩もたくさんするのに仲良しなんだって」

それがどうして最初の質問に繋がるのか、さっぱり予想ができない堂上は根気よく娘の言葉を聞くに徹する。

「喧嘩するほど仲が良いって言葉があるのよって。パパとママにどうして結婚したのか聞いてごらんなさいって。そしたら判るわよって」

娘の言葉に、要は柴崎に乗せられたのだと理解した堂上はがくっと肩を落とすと深いため息を吐く。

「ね、パパは何でママと結婚したの?」
「お前は何でだと思うんだ?」
「うーん・・・・ママのことが大好きだから?」
「そうだな。パパはママが一番好きだ。だから一緒に居たいと思ったし好きだから喧嘩もするんだ。」
「好きなのに?」
「好きな人に間違ったことはしてほしくないだろう?」

堂上は娘だからか、素直に自分の心を吐露して答えたが最後の言葉は娘には難しかったらしく首を傾げている。
それに特に言葉を足すことなくぽんぽんと頭を撫でると妻によく似たかわいらしい笑みが返ってきて自然と頬が緩む。

「パパはママが一番好きなのね?」
「ああ、誰よりもママが一番好きだな。」
「じゃあ、私は?」
「お前は二番目だ。ママが居なかったらお前は生まれなかったしな。」
「えー・・・。」

尋ねてくる娘にそう返せば、拗ねた表情でパパのいじわる!と叫び抱き付てくる娘を抱き留めて堂上は微笑む。
今日は一日郁が居ないため寂しいと感じる。
そんなことは昔なら考えもしなかったことだが、今は素直に感じて受け入れることができるのだから自分も変わったなと苦笑を漏らす。
今日は郁の好物でも作ってやるかと立ち上がる堂上に引っ付いて一緒に買い物や料理の手伝いをする娘。
その娘に口止めをしなかったために公休前夜に拗ねられて翌日怒らせるなどという失態を犯すのは、また別のお話。


◆ 小ネタ
「郁、朝だぞ?」
「んぅ…」
「こら、潜ってくな」
「ん~っ…」
「ったく、仕方ないな。ほら、起きろ(ちゅっ)」
「(がばっ)あ、ああああ篤さんっ?!」
「おはよう」
「ぅ…ぉはようございます///」


◆ 貴方は堂郁で『たった二人の世界』をお題にして140文字SSを書いてください。
甘い気怠さを纏い、腕の中でうつらうつらと舩を漕ぐ郁に眠りを促す様に髪を撫で梳けば擦り寄ってくる姿が愛らしい。
もう一度その熱を高め感じたい衝動に駆られるがこのまま温もりを腕に微睡むのも良いと思い直す。
ぎゅっと抱き寄せれば他には邪魔するものも居ないたった二人の世界。


◆ 貴方は堂郁で『よくもそんな恥ずかしい台詞を』をお題にして140文字SSを書いてください。
「やっぱり教官は王子様です♪」

うふふ、と上機嫌で頬をほんのりと朱に染めてうっとりした顔で言い放った郁に、堂上はがっくりと膝を付いた。
場所はホテルで、今日は特殊部隊の飲み会で一次会で抜けてホテルに来たとこだった。
入口でふらつく郁を抱き上げベッドに運んでの一言。

「お前、よくもそんな恥ずかしい台詞・・・」

と苦々しく呟いたのは許して欲しい。
真っ赤な顔で堂上はそれ以上の言葉を奪い取るため深く口づけた。
※ 140字超過orz


◆ 貴方は郁堂で『君と僕の終末論』をお題にして140文字SSを書いてください。
爽やかな朝、温かな温もりに包まれて目が覚める幸福。
見上げればあどけない顔で寝入る夫の姿に目を細める。
もしも今私の歴史に終わりが来るなら、もしも今貴方の歴史に終わりが来るなら、
お互いにこの腕で終わりたいと思うのは私の我儘かな?

「ね、篤さん・・・。」


◆ 小ネタ
「おい、笠原・・・お前こんなとこで寝るなよ。」

昼休み、事務所に戻る途中の堂上は中庭の隠れたベンチで無邪気に寝顔を晒す迂闊な部下を見つけて脱力すると呆れたように呟く。
時計を見ればそろそろ起こすべき時間で仕方がないからと言い訳して手を伸ばす。
肩をゆするために伸ばされた手は柔らかそうな茶色の髪に絡まっていた。
一度、二度、柔らかく撫でる手に郁の顔がへにょんとますます気が抜けた物になる。

「午前中はよく頑張ったな・・・。午後も励めよ。」

ぽんぽん、2度跳ねた手を外すと今度こそ肩に置いて揺する。

「こら、笠原起きろ!もう業務始まるぞ。」

耳元近くで少し大きめに叱咤するときの声で言えば「はいいぃっ!!」と裏返った返事と共に飛び起き跳ね上がった郁の身体に驚きつつも反射で避けると、くつくつと楽しげに堂上は笑った。

「お前な、そこまで寝入るなよ。ほら、業務開始まであとちょっとだ、行くぞ。」

あれ?あれれ??ときょときょとと周りを見渡している郁に何事もなかったように声を掛けると背中を向けて歩き出す。

「あ、待ってくださいよぅ~!」

そんな声を背中に受けて駆け寄ってくる足跡を無意識に確認しつつ堂上は午後の業務へ向かった。
昼休み中に堂上が郁を見つけたのは偶然?それとも・・・。
それは堂上のみぞ知ることだろう。
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