2014/03/29 (Sat) お題：抱きしめてKISSして

ツイッターや支部、そしてLINEに及ぶまでお世話になってる
大好きなkyoko様より頂いた甘いお話をおすそ分けです！！
ふふふ、可愛いのよ、可愛いのよ、ぜひ堪能してくださいね♪
改行とメール部分だけそれらしく改変させて頂きましたが、文章は一切合切貰ったままです！！

※ このページの本編はkyoko様の作品になります。
拍手・コメントにお寄せ頂いた作品への感想はkyoko様へお届けします。
じゃんじゃんお寄せ下さいね！

Side　Iku
よーやく、初めて出来た彼氏兼上官が職場復帰し何時もの日常が戻って来た。
嬉しい反面、お互い寮暮らしだし有能な彼だから仕事に謀殺されるのは覚悟してた筈。
でも、やっぱり好きな人と夜デートがままならないのは正直寂しい。
それを彼氏に伝えても良いの？我侭じゃないの？仕事何だから仕方ないって言われたら立ち直れない。
そんな人じゃないのは分かってるけど初めての恋に一喜一憂。
今はただ抱きしめてKISSして欲しい。

Side　Asako
可愛い同室のあの子はこんな可愛い悩みを抱えてる。全部駄々漏れよ。
純情乙女茨城県産は初めて叶った恋の相手が有能過ぎて仕事中心になってると勘違い。
あの人が優先するのは仕事な訳無い。
本人には言わないけど寂しい想いをさせてる罰としてたっぷり情報料頂きますから。
スマホ片手に魔女は計算中。
魔女から情報もらった堂上さんverは甘テロ使用。
でも、まだKISSだけの関係

Side　Atsushi
ブブブッ。特殊部隊事務所内で一人押し付け残業していた堂上のスマホが震えメール着信を知らせた。
差出人を見て無意識に眉間にシワが寄る。
可愛くて仕方ない彼女の親友で同室の魔女からだったのだ。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
frome：柴崎
title：悩める大型犬
本文：
[お互い寮暮らしだし有能な彼
だから仕事に謀殺されるのは
覚悟してたけど。でもやっぱり
好きな人と夜デートがままなら
ないのは正直寂しい。伝えて
も良いの？我侭じゃないの？
仕事何だから仕方ないって
言われたら立ち直れない。今
はただ抱きしめてKISSして欲
しい。]

何て可愛い悩みを抱えてるん
ですが。余りに放置されるよう
なら第二の飼い主に渡しますよ
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

と 書かれていた。
それを見てがっくり項垂れながらふつふつと怒りも湧き上がりつつ。
よーやく、手に入れた可愛くて仕方ない大切な彼女が日報を提出した後に何かを言いたそうな期待した様な目をし堂上のデスクを見て寂しそうな顔を見れば何となく予想も着いたがここ迄悩ませるとは。
それもこれも押し付けられた仕事のせいで。
甘えベタな彼女だし、初めての彼氏に何処まで伝えて良いか解らないのだろう。
親友からの極秘情報は見返りをしっかり求めて居るのは解ったが
[第二の飼い主ってなんだ。郁は俺のだ]と思いながらとにかく明日が、勝負だと黒い笑みを浮かべた。

魔女から情報を貰い感謝しつつ、郁に気付かれないよう魔女に贈る賄賂？情報料？は何が良いか思案しつつその日は館内警備だった為、郁とペアを組み一日仕事ではあるが一緒に居れるようにした。

公私混同はお互いしないようにしているが、やはり好きな人と一緒に居られるのは嬉しいと郁の駄々漏れは何時もの事だか、付合の長い小牧には分かり過ぎる堂上の嬉しげなオーラを感じ取り軽く上戸に入っていた。
自分の仕事分だけを終わらせるとさっさと帰り寮で一通り身支度をしてから郁を何時もの（笑）場所へ呼び出し問答無用とばかり唇を塞ぎ力いっぱい抱きしめた。
郁も少しつづ手を腰に回しギューと甘えた。
お互い息があがる頃ゆっくり離れ赤くなった顔を郁に顔を見られないよう肩に誘導し耳元で、低く囁いた。

「ただ抱き締めてKISSして欲しいって？」

いきなりの台詞に真っ赤に染まる郁。

「お前が思ってることを俺が思ってないとでも？？」

言いながらまた顔を上げさせ、さっきよりは、優しいKISSを贈り

「不安だったり不満が有れば直接言え。我慢するな。」

と何度も何度も甘いKISSをし、郁の腰が拔けるまで堪能したのだった。

堂上に仕事を押し付けていた先輩たちには魔女と魔王からのお仕置きがあったとか無かったとか？？

END